伊賀野カバ丸の通信販売 　　　　　　　 　　

価格： 377円　レビュー評価：5.0 レビュー数：1
「カバ丸シリーズ」第十一作。イギリス留学編、その1である。舞台をロンドンに移し、英語と日本語との対比で言葉のギャグの冴えが甦った。ハチャメチャなカバ丸の行動も甦って、前期の作品の趣きを取り戻した感じがする。

イギリスの伯爵グラッドフォース家の誘いで、カバ丸がイギリス留学に誘われる。イギリス料理に目が眩んだカバ丸は同意し、お目付け役として麻衣と疾風が同行する。そして、ロンドン到着後、カバ丸は自分とソックリなイギリス人アンソニーと出会う。実は、アンソニーはグラッドフォース家の養子で後継者候補。本作では明示されていないが、グラッドフォース氏はアンソニーの身を守るためにカバ

価格： 650円　レビュー評価： レビュー数：

価格： 800円　レビュー評価：4.0 レビュー数：1
久しぶりに高校時代の仲間と懐かしい時間を過ごした麻衣。
そんな感慨も理解せず食い気一筋の夫・カバ丸に倦怠期を感じ始める。
母の胸中を察したこカバは、イケメン堀田と二人で出かけようとする麻衣を引き留めようと策を練るが…
小さな忍者こカバが級友や女スパイ、旅一座の少女、孤独な老女に幸せを運ぶ！？　心暖まる六編収録。
巻末に「カバ丸大好き」俳優、中村俊介さんと亜月裕先生のスペシャル対談付！

価格： 377円　レビュー評価：5.0 レビュー数：1
「カバ丸シリーズ」第五作。カバ丸の故郷での「体力作りの会」を経て、シリーズでも最大の目玉である野球大会の幕開けとなる。

故郷でジッチャンの影に怯えるカバ丸。才蔵への思慕の念を募らせる院長。彼らを陰から温かく見守る才蔵。そして、吹雪の中で遭難した麻衣をカバ丸が助ける事によって、麻衣の心が解けていく過程。珍しくも情緒面を重視した冒頭である。そして、学院に戻った野々草に叩きつけられる王玉学園からの野球大会の挑戦状。勿論、バックには疾風がいるのだ。

作者の才を感じるのは、この野球大会を企画する事で新たな個性的人物を物語に投入している事だ。王・長嶋に

価格： 720円　レビュー評価：4.0 レビュー数：1
「カバ丸シリーズ」第四作。「カバ丸流体力作りの会」のため学院一行はカバ丸の故郷へ。その体力作りの様子と過去への感傷が描かれる。

体力作りの会長としてカバ丸は張り切るが、いざ故郷へ戻るとジッチャンの影に怯えるハメになる。一方、疾風も偵察のためカバ丸達の後を追うが、故郷ではやはり過去への感傷に浸り、失踪の事情も明らかになる。才蔵は一行を見守るため姿を隠し近づくのだが、それが上述の通りカバ丸を怯えさせ、沈寝をも驚かす事になる。この辺のギャグは面白い。院長は唯一人、正体不明の"怪人"が生きた才蔵である事を見抜くが、そのため才蔵への思慕の念が強まり、吹雪の中を才蔵を探しに出歩

価格： 377円　レビュー評価： レビュー数：

価格： 2,980円　レビュー評価： レビュー数：

価格： 377円　レビュー評価：5.0 レビュー数：1
「カバ丸シリーズ」最終作。カバ丸のイギリス留学編その2。前作の最後でモニカ(モナカおうどん)と共に断崖から車毎突き落とされるカバ丸。そのピンチから事件解決までノンストップのアクションとギャグが冴える。

海中に落ちても、カバ丸は平気の平左。カップ・ヤキソバを集める事に集中する程。モニカを助けてグラッドフォース家に戻るカバ丸だが、アンソニーと入れ替わっている事がバレてしまう。一方、沈寝の兄は日本でカバ丸ソックリの少年(=アンソニー)を見かける。これを聞いたグラッドフォースやカバ丸達は日本へ向かう。これに対しグラッドフォース家の跡継ぎを息子のデレクにしたいと願うグレイは殺

価格： 377円　レビュー評価： レビュー数：

価格： 800円　レビュー評価：5.0 レビュー数：1
カバ丸と麻衣の一人息子、こカバ丸（本名・虎影丸）が活躍する単行本第４弾。

収録６話のうち目白家の別荘の話ではカバ丸と疾風だけでなく
珍しく目白５兄弟まで全員集合の豪華な顔ぶれでお気に入りですvv
既巻５冊の中では疾風の出番が比較的多いので
ファンとしては購入して良かったです。

価格： 377円　レビュー評価：5.0 レビュー数：1
「カバ丸シリーズ」第八作。野球大会における金玉vs王玉(カバ丸vsミハイル)の対決の決着シーンから始まり、いよいよ沈寝グループvs前島グループの暗闘が本格化する。

試合後のカバ丸と沈寝のやりとり、長嶋さんとジッチャンとの間のギャグなど相変わらず上手い。長嶋さんのテンションはカバ丸以上だ。緊張感ある試合とナンセンス・ギャグを組み合わせる所に作者の手腕を感じる。そして、麻衣と沈寝が前島グループに誘拐される。麻衣は何と疾風に誘拐されたのだ。スポーツの世界から裏の世界へと暗転だ。捨て身で麻衣を逃がす沈寝。そして、院長に届くジッチャンからの救済の手紙。その手紙を見て麻衣を助け

価格： 377円　レビュー評価：5.0 レビュー数：1
「カバ丸シリーズ」第七作。真新高校との最終回での対決から始まり、間にカバ丸と疾風の顔合わせを挟んで、遂に決勝戦で金玉と王玉が対戦する。

真新高校との最終回、カバ丸の逆転満塁ホームランで辛うじて初戦を突破する。だが、敵の背後に疾風の影を見たカバ丸は、疾風への友情と疑惑で板挟みになる。この辺のアクションと心理模様の組み合わせが絶妙。遂に校門の前で疾風とカバ丸が顔を合わせるが、疾風はワザと悪玉を装う。気落ちするカバ丸を麻衣が慰めるが、麻衣がカバ丸に着せたセーター姿は凛々しい。麻衣のカバ丸に対する想いが、シリーズの初作とは大分異なって来ているのが分かる。両校は勝ち進んで決勝