虹の女神 Rainbow Song [DVD]価格: 3,990円 レビュー評価:4.5 レビュー数:72 空に水平に走る珍しい虹を写メールして、アメリカにいる友人・あおいに送った智也。だが彼女からの返事はなく、帰ってきたのは彼女の事故死の知らせだった。葬儀などが行われたりする中で、いつしか智也はあおいとの出会いなどを振り返っていくのだが…。 気持ちいいくらいに時間がかっ飛び、物語が進んでいく中で、実はお互いに好きあいながらも、その関係がどこかで熟しきれなかった男女のせつない絆を、スーパーリアルな映像でつづった感動作。主人公たちを演じる市原隼人と上野樹里の本当に演技なのかと疑いたくなるほどのリアリティすぎるやりとりには脱帽。またその関係にそこはかとなくユーモアも取り入れつつ、見事 |
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イノセントワールド (幻冬舎文庫)価格: 480円 レビュー評価:3.0 レビュー数:17 知的障害を持つ兄。その兄との近親相姦。家庭の不和。心の病。ドラッグ、売春、妊娠、レイ
プ、体外受精。自分の出生の真実・・・と、書き出すだけでげんなりするような、バカでもわ
かる(というよりバカほどよく反応する)ワードが散りばめられているこの小説。
ありとあらゆる珍事が津波の如く次々と押し寄せてくる。読んでいて、こういう荒唐無稽な展
開に、どこかで読んだというデジャ・ブ感を味わったのだが、何のことはない。
この小説、ちょっとばかし生まれるのが早すぎた「ケータイ小説」なのである。
ただ現役のケータイ小説作家より |
チェルシー (講談社文庫)価格: 420円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 ネットで募った仲間との自殺行を描いた作品で、非常に現代的なテーマだ。
小さな共同体がそれなりに平衡を保っている時間と、それが崩れてしまって個に戻る時間。そして熱病のようだった集団行動から、現実の個に引き戻される瞬間。コントラストのある場面での各人の心の動きが、若者らしい言動で表現されている。
「自殺」というテーマ自体は別に新しくはない。ただそれを実行する手段が変化してきている。しかし結局は個人の責任、個人の行動であることがこの作品では確認される。決行前夜にみんながそれぞれの感情を吐露するシーンで、テレビドラマであれば自分の理解者の存在に気が付いて目が覚めたりする |
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イノセントワールド [DVD]価格: 3,990円 レビュー評価:4.0 レビュー数:6 ストーリー自体は割とありがちだし新奇さはありません。同時期の援助交際を扱った映画としては原田真人のバウンスコギャルズの方が遥かに胸に響きます。 でもこの作品は何故か忘れがたい輝きを放っています。 それはひとえに竹内結子の魅力に尽きます。 十代のこの時期にしか出せない色気と透き通る様な美しさ。 これを一本のフィルムに定着させ後世に残る様に作品化したその一点だけでも監督の下山天は評価されていいと思います。 だってこの作品以上に女優竹内結子の魅力を描いた作品は未だ存在していないしこれからもおそらく登場しないて思われるからです。 行定勲の映画ではかなりいい線までいっていましたが残念ながら今作を超える |
野獣(クーガ)の城 女囚1316 [DVD]価格: 4,935円 レビュー評価:3.0 レビュー数:6 以前は、笑っていいともや、数多くのバラエティ番組で大活躍していたほしのあき。こんな面もあるのかと思い知らされた作品です。友達が、ほしのファンで、是非見たほうがいいって。なるほど、そこそこに、エロチックな感じです。反抗するシーンなどは地でいっているような感じです。ドラマもできるんじゃない。もっと、ドラマと期待をするのはわたしだけでしょうか?ある意味ほしのを知るいいきっかけになればと思うのはわたしだけでしょうか?がんばれ!!!期待してます。ほしのよ。あの全裸シーンは彼女? |
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14―fourteen (幻冬舎文庫)価格: 520円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3 もちろんフィクションだけど、主人公はあの酒鬼薔薇聖斗。
実際の犯人には共感する事はできないけど、なぜかこの主人公にはシンパシーを感じてしまう。
犯人のことなんかなにも知らないのに、このストーリーこそが真実のように思えてしまう。
桜井亜美の作品は10代のころたくさん読んだけど、これが一番好きです。
あの事件を一生忘れられないように、この本も一度読めば強く心に刻まれると思います。 |