六三四の剣 (1) (小学館文庫)価格: 700円 レビュー評価:4.5 レビュー数:4 おそらく一番有名な剣道漫画でしょう。
六三四が三歳の頃から幼稚園にあがるまでのお話です。
とにかく六三四が強い!
三歳児なのに小学生相手に余裕で勝ちます。
轟蘭子も出てきて、後々の物語の伏線をしっかりと張っているところは秀逸です。
剣道だけでなく、父親や母親との家族愛にも焦点を当てています。
厳しいながらも優しい父親と、乱暴で口悪いところがあるけれど慈愛に満ちた母親は、
昔の日本人らしい両親像と言えるような気がします。
巻頭には、「修羅の剣」が収録されいて |
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六三四の剣 (4) (小学館文庫)価格: 700円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 全10巻の第4巻目。
六三四と修羅との直接対決が見ものです。
六三四の強さのインフレが落ち着いてきた感があります。
昔は、保育園児が小学生や中学生と渡りあっていましたが、
そう考えると少し現実味が出てきました。
とにかくずっと剣道をしています。
その中で出てきた「友情」というテーマが少しずつ見えてきたような気がします。
今までがずっと剣道・家族愛と言っただったのですが、
六三四の成長と共にライフステージに沿ったお話が組み込まれていて、
見るもの |
六三四の剣 (5) (小学館文庫)価格: 700円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 全10巻の5巻目。
この本で折り返しです。
6年生になり、少しは大人っぽくなってきたと思いきや、
全くもってそんなことはなく闘争心丸出しの六三四、見ていて飽きません。
前の巻は大会だったので同年代の子供達との試合だったのですが、本巻は違います。
中学生、高校生では飽き足らず、警察道場に稽古をつけてもらいます。
強さのインフレがここにきてすごいことになって来ました。
再び修羅との直接対決、いきなり見せた中段半身がかっこいい!
どんどんと新しい技を繰り広げる修 |
六三四の剣 (9) (小学館文庫)価格: 700円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 全10巻の第9巻目。
六三四の剣の中で、最も好きな巻になりました。
夏木(母)がかっこよすぎます!
母も剣道を再開、全日本女子剣道選手権に出場します。
今まで出てきた女性剣士が大集合と言った感じのオールスター戦なのですが、
その中でも母の奮闘振りは感動ものです。
自分の過去を重ねながら戦い続ける、
そして、再婚という新しい生活への踏ん切りをつけるために戦う姿は、
漫画といえども、その生き様に共感せずには得られませんでした。
今まで |
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